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中山・下総・散歩道

権現道|行徳にある徳川家康の道

行徳の権現道の入り口
行徳に残る権現道とは、権現様、つまり東照大権現徳川家康公が上総国の東金に鷹狩に行くのために作った道のことです。天正18年(1591)、豊臣秀吉による小田原北条征伐後、徳川家康は江戸城に移り、塩の供給地である行徳と江戸を結ぶ小名木川・船堀川(新川)の整備しました。そしてまた江戸から小名木・船堀両河川を東に進み旧江戸川の今井橋付近で行徳に上陸し権現道を進み、船橋東照宮を起点にする御成街道を東金まで鷹狩にでかけたそうです。鷹狩と称して関東各地の地勢などを見聞し、新領地の領民への軍事力のアピールでもあったという研究者もいます。いずれにせよ、権現道は、徳川家康が江戸防衛と関東経営のために作った道の一つです。現在では道も分断された幅2メートルほどの道ですが、行徳街道や成田道よりも古い道で、沿道に多くの寺社もあり、江戸の歴史を伝える重要な歴史遺産です。現在整備されている権現道沿道には、千葉県で唯一のキリシタン燈籠がある妙覚寺をはじめ、枝垂桜の美しい圓頓寺、浄閑寺、正讃寺、本久寺、教信寺、徳蔵寺などがあり、住宅地なのに江戸時代の歴史と観光気分が味わえる独特な雰囲気のある素敵な散歩道です。寺院と寺院の間の距離も近いので次を見る楽しさがあります。また路面の石畳調で気分を盛り上げてくれます。 行徳浦安三十三所観音札所巡りの札所の寺院もあります。

権現道の名所

正覚山妙覚寺の本堂

正覚山妙覚寺

千葉県で唯一のキリシタン燈籠のある美しい名刹。
海近山圓頓寺の枝垂桜

海近山圓頓寺

身延山久遠寺から株分けされたしだれ桜の咲く古刹。

飯澤山浄閑寺と石仏

飯澤山浄閑寺

行徳街道から続く石畳で、六地蔵が迎えてくれる名刹。
法順山正讃寺

法順山正讃寺

大蛇のお告げで土中より掘り出された石仏のある古刹。

照徳山本久寺の本堂

照徳山本久寺

眼病守護の日蓮聖人像と日蓮聖人一代記の描かれた欄間のある古刹。
正覚山教信寺の石仏

正覚山成就院教信寺

行徳浦安三十三所観音札所の第16番・17番札所の名刹。

関東山徳蔵寺の本堂

関東山徳蔵寺

行徳不動と呼ばれ江戸時代から多くの人々に親しまれている名刹。