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中山・下総・散歩道・独り言talk in Nakayama shimousa

早春!梅の花見の季節です!!河津桜も咲き始めています!!!

中山法華経寺の宇賀神堂脇の梅の木は、昨年末にピンク色の花をすこしずつ咲かせ、大荒行満行会の日には、かなり美しくなっていました。日々春めいてきました。街角のあちこちに梅の花を見るようになりました。
ふと、永井荷風の「断腸亭日乗」を眺めていたら、梅を歌った句を発見しました。
「葛飾に越して間もなし梅の花」
「紅梅に交りて竹と柳かな」
永井荷風が市川に越してきて間もない昭和21年3月24日に人に請われて詠んだと書かれています。荷風の日記「断腸亭日乗」の同日の項にこの二つの句が書かれています。
春の訪れを告げるのはやはり梅、風雅ですね。荷風の見た梅ではありませんが、正月以来旧葛飾郡の方々で梅の花を見ます。見ごたえのある梅はやはり中山法華経寺の奥之院、遠寿院にある前田家寄贈の古木梅、白幡天神社境内の梅、ジュンサイ池緑地公園の梅園ですが、法華経寺の宇賀神堂前の梅や里見公園の梅園、コルトンプラザの白梅も初春の青空と調和します。
そしてまた、河津桜の濃いさくら色の花々も春の訪れを伝えてくれます。江戸川土手の河津桜の並木道は咲き始めたようです。
そろそろ暖かくなってきました。素敵な散歩道を探しに、ガラケー片手にお散歩に出かけます。


引用・抜粋及び参考
「新版 断腸亭日乗 第六巻」 岩波書店

梅お花見の名所

江戸時代、お花見といえば梅の花だったと言う人もいます。梅は実もなるので、武家に好まれたとか。寒い冬の半ばから少しずつ花を咲かせる梅は、春を告げる花。冬の雲一つない青空の下に咲き誇る梅の花は、凛としてとても美しいです。暖かい厚手の服を着て、梅のお花見をお楽しみください。


河津桜お花見の名所

ソメイヨシノを中心とする桜のお花見本番の少し前、濃いさくら色が特徴の河津桜が花を咲かせます。桜のお花見はもちろん素敵ですが、一足早い河津桜のお花見も早春の青空を染めるようで、春を一番に心から感じられる一時です。


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