本文へスキップ

Nakayama is in between Narita And Haneda International Airport

鎌倉時代の仏師運慶ゆかりの散歩道

海厳山徳願寺の桜真間山弘法寺の桜 真間山弘法寺の紅葉大野山浄光寺の公孫樹
鎌倉時代、奈良の東大寺の仁王像を作った仏師運慶の作品と伝えられている仏像が行徳の徳願寺、真間の弘法寺、大野の浄光寺に安置されています。行徳にある海厳山徳願寺には、ご本尊の阿弥陀如来像と閻魔像があり、源頼朝の妻である北条政子が、仏師運慶に命じて彫刻させたものといわれ、徳川家康が二代将軍秀忠夫人江姫のため鎌倉から取り寄せ、その後、徳願寺二世中残上人が請けて本尊にしたそうです。そして真間山弘法寺の仁王門の仁王像も運慶作といういい伝えもあります。また、大野山浄光寺に安置されている乳なし仁王像も運慶作という伝えもあります。江戸時代作との伝えもありますが、いつの頃からか運慶作と言われるようになったそうです。乳なし仁王像については、制作にまつわる伝説も伝わっています。
仏師運慶作と伝えられる仏像を安置している徳願寺、弘法寺、浄光寺、いずれも歴史ある名刹です。運慶作と伝えられる仏像のほか、それぞれの寺院の境内にはたくさんの見どころがあります。四季折々楽しめる散歩道です。

運慶作と伝えられる仏像の安置されている観光名所

海厳山徳願寺の仁王門

海厳山徳願寺

本尊阿弥陀如来像と閻魔像は運慶作と伝えられています。
真間山弘法寺の仁王門

真間山弘法寺

仁王像は運慶作、扁額は弘法大師筆とも伝えれれています。

大野山浄光寺の本堂

大野山浄光寺

運慶作と言われている「乳なし仁王像」の安置された寺院。

- 広告 Advertisement -