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中山・下総・散歩道

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八幡の藪知らず|不知八幡森

八幡のやぶしらず
JR総武線本八幡駅またや京成本線京成八幡駅から国道14号線千葉街道を東に5分、市川市役所の斜向かいに垣に囲まれた小さな森があります。この小さな森が八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)、または八幡不知森(やわたしらずのもり)と呼ばれる市川市八幡の隠れた名所です。水戸黄門が迷い込んだという話は有名ですが、国語大辞典「大辞林」にも掲載されている名所です。法華経寺真間の継ぎ橋手児奈も掲載されていますが、名所だけでなく、言葉として掲載されているのは市川市でも八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)だけでしょう。夏目漱石、芥川龍之介、江戸川乱歩、三島由紀夫も「八幡の藪しらず」という言葉を作品の中に使っています。また、伊藤佐千夫、泉鏡花、内田康夫、江戸川乱歩、高浜虚子、永井荷風、夏目漱石は名所としての「八幡の藪しらず」を作品の中で紹介しています。
ほんとうに小さな八幡の森、八幡の藪知らず。もしかしたら市川市で一番有名な名所なのかもしれません。

八幡の不知藪・八幡の藪知らず、不知八幡森・八幡不知森

八幡のやぶしらずの森不知森神社

八幡の不知藪(やぶしらず) 不知八幡森・八幡不知森(やわたしらずのもり)

国道14号線をはさんで市役所の斜向かいに、不知森神社と書かれた鳥居と小さな祠に護られた竹藪があります。これが「八幡の不知藪・八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)」または「不知八幡森・八幡不知森(やわたしらずのもり)」です。江戸名所図会にも、「人あやまちてこのうち入る時は必ず神の祟りありとてこれをいましむ」とあり江戸時代から知られていた森です。広辞苑や大辞林などの国語大辞典にも「八幡の不知藪」の項目があり、夏目漱石、芥川龍之介、江戸川乱歩、三島由紀夫も「八幡の藪知らず」という言葉を作品の中に使っています。また、伊藤佐千夫、泉鏡花、内田康夫、江戸川乱歩、高浜虚子、永井荷風、夏目漱石は名所としての「八幡の藪しらず」が作品の中に登場しています。

八幡の藪知らずについてさまざまな伝承が残されています。
  • 1.日本武尊が陣所とした跡だから入ってはいけない。
  • 2.葛飾八幡宮を最初に勧請した神聖な土地だから入っていけない。
  • 3.平将門が朝廷軍と戦ったとき、将門軍の鬼門に当たった場所が不知森だった。
  • 4.平将門平定の折、平貞盛が八門遁甲の陣を敷いたが、平定後もここにだけ将門軍の死門の一角を残したので、この地に入ると必ず祟りがある。
  • 5.尊い人を葬った場所だから入れない。(平良将墓所説、平将門墓所説)
  • 6.平将門の近臣が、主人の首級を慕いこの地で守り土偶人となった。その後雷雨により失われたそうです。そのため、この地に入ると必ず祟りがある。
  • 7.この地が行徳の入会地であり、八幡の住民はみだりに入ることが許されず、そのため「八幡知らず」と言われた。
水戸黄門は八門遁甲の陣についての話を聞き、この森に関心を持ち、後に八幡の地を訪れ八幡の藪知らずに入り、本当に迷ってしまったそうです。市川のむかし話によると、白髪の老人が現れ水戸黄門を諭して出口を示してくれたそうです。
今では高層マンションが立ち並ぶJR本八幡駅周辺に、貴重な緑を残してくれる大切な森。八幡の藪知らずの森は葛飾八幡宮の御社宝。葛飾八幡宮の御縁起には国指定保有林「不知八幡森」とあり、様々な言い伝えだけでなく、市川市の一等地にあるこの緑の小さな森、八幡の藪知らずは大切に保存されています。


抜粋および参考
市川市ホームページ
葛飾八幡宮内御由緒書
市川市図書館ホームページ
江戸名所図会6 ちくま学芸文庫
改訂新版 市川のむかし話
ウィッキペディア

八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)へのアクセスマップ

  • JR総武線・都営地下鉄新宿線「本八幡駅」徒歩3分
  • 京成本線「京成八幡駅」徒歩5分

八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)
千葉県市川市八幡2−8

下総総鎮守葛飾八幡宮・八幡周辺の名所 ご案内

葛飾八幡宮随神門

下総国総鎮守葛飾八幡宮

平安時代創建の八幡様。多くの関東武士や文学者に信仰された神社。
八幡のやぶしらず

八幡の藪不知(不知八幡森)

様々な伝説に彩られ、江戸の昔から知られた市川市の隠れた名所。

白幡神社の桜並木

白幡神社

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白幡天神社の梅

白幡天神社

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宮久保山圓寺の藤まつり

宮久保山圓寺

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御代院の小祠

御代院

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長谷山安国寺

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甲の社

甲大神社 甲の宮

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脚本家水木洋子の家

脚本家 水木洋子の家

戦後から市川市八幡の地を拠点に日本映画の黄金期に多くの作品を残した脚本家水木洋子さんの家。
桜の名所真間川の桜並木

桜の名所 真間川

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小栗判官ゆかりの神明寺

神明神社と鬼越山神明寺

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コルトンプラザの桜

コルトンプラザ周辺

JR本八幡駅からシャトルバスも出ている商業施設。博物館や図書館あり、一日中楽しめます。