江島山寿昌院|松本弁天と呼ばれ親しまれている名刹
江島山寿昌院は松本弁天と呼ばれ古くから地元で親しまれている名刹です。赤い鳥居の先に高い階段のある赤い縁取りの美しいお堂が芝生の緑に映え、現代的な調和のある落ち着いた情景を楽しむことができます。その傍らに、江戸川区天然記念物の臥竜の松が境内中央に翼を広げる繁っています。松本弁天こと江島山寿昌院は緑豊かな美しい寺院です。
江島山寿昌院(松本弁天)の由来
寿昌院(松本弁天)
黄檗宗で、貞享元年(1684)に、寿昌院桂月元皎禅尼が開基しました。草創は寛文年間といわれ、禅尼が小庵を結び、病気全快を祈願して弁財天を祀ったのがはじまりです。
本尊には、禅尼作の千手観音像(寛文9年作、1669)がまつられています。また、境内の弁天堂にちなんで、松本弁天とも呼ばれています。
□臥竜の松(江戸川区登録天然記念物)
境内中央に見事な枝張りをみせるクロマツで、推定樹齢は500年です。「葛西志」(文政4年、1821)や「新編武蔵風土記稿」(文政11年)に、「地上一尺許より別に一枝を生じて、笠の形にバン延せる」姿が珍しいと絵入りで紹介されています。大正年間に大風のために見樹が折れ、現在の姿になりました。
昭和62年3月
江戸川区教育委員会
寿昌院(松本弁天)門前案内板より
寿昌院(松本弁天)の最寄り駅と住所
- JR総武線「新小岩駅」徒歩24分、同駅より京成バス・都バス「松本弁天」下車徒歩1・2分
- 東京都江戸川区松本1−9−14
七福神像の祀られている寺院
役者寺として知られる大雲寺の山門に大きな大黒天と恵比寿天像が祀れています。
江島山寿昌院(松本弁天)
臥竜の松と呼ばれる 樹齢500年の松のある、松本弁天として親しまれている名刹。
山門左手に建つ毘沙門堂には、毘沙門天と大黒天が祀れれています。