金霊山圓勝院は八代将軍徳川吉宗公ゆかりの名刹
金霊山圓勝院は江戸川区鹿骨の真言宗豊山派の名刹。江戸幕府八代将軍徳川吉宗公が鷹狩の際に休息をとった寺院として知られています。新編武蔵風土記には「新義真言宗上小松村正福寺松金霊山と号す。本尊阿弥陀中興僧円海亨禄三年寂徒なり。」とあります。バス通りより一区画住宅街の内側に入った静かな境内にはいつでも季節の花々で彩られています。本堂の手前、駐車場脇には休憩スペースもあるので、街歩きの際に吉宗公にならい足を休めることもできます。本堂への参道右手には握手大師像もあり、参拝者を優しく迎えてくれているようです。
金霊山圓勝院は、とても親しみやすい美しい寺院です。
金霊山圓勝院
圓勝院
真言宗豊山派で、金霊山神明寺と号します。中興開山は享禄三年(1530)円海律師といわれています。本尊は阿弥陀如来をまつっています。元禄2年(1689)に火災で焼失したために、旧鹿島神社の南の地から、ここに移転しました。江戸幕府八代将軍徳川吉宗の鷹狩りでは、将軍の小休所になりました。
■板碑・徳治3年戌申4月日銘
昭和57年(1982)2月指定
江戸川区指定有形文化財・歴史資料
当寺の墓地より出土したもので、徳治3年(1308)の銘が彫られています。
■板碑・応長元年12月日銘
昭和59年(1984)2月指定
江戸川区指定有形文化財・歴史資料
当寺近くの祠にまつられていた、応長元年(1311)の銘を持つ板碑です。現在は当寺に納められています。
平成13年11月 江戸川区教育委員会
金霊山圓勝院山内案内板より
出典・抜粋・引用および参考
金霊山圓勝院山内案内板
新編武蔵風土記
金霊山圓勝院までのアクセスと住所
- 都営新宿線「篠崎駅」より徒歩23分。JR総武線「小岩駅」都営新宿線「篠崎駅」より京成バス「鹿骨」下車徒歩3分 。
- 江戸川区鹿骨1−25−23
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金霊山圓勝院
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