鹿見塚神社|ししみづかは鹿骨の歴史を今に伝える小さな御社
鹿見塚神社は江戸川区の鹿骨親水緑道沿いにある小さな御社です。「ししみづかじんじゃ」と読みます。ちょっと難読の名前ですね。鹿骨も「ししぼね」と読みます。地元の人でないとなかなか読めないですね。この小さな御社は、鹿骨という地域名の元となった鹿島神社の神鹿を埋葬したと伝えられる塚に建てられたものです。また、この塚は新編武蔵風土記にも記され、鹿見塚は地域の歴史を今に伝える歴史的な遺産です。
鹿見塚神社縁起
鹿見塚
この鹿見塚のあるあたりは、昔から鹿骨発祥の地といわれています。伝説によると、戦国時代のころ、興亡の激しい世の中を離れ、安住の地を求めて、石井長勝・牧野一族・田島一族・中代一族および別系の石井一族が開拓しました。ある日のこと、日頃尊崇している鹿島大神が常陸(茨城)から大和(奈良)に向かう途中、大神の杖となっていた神鹿が急病でたおれたので、塚を築きねんごろに葬った所だと伝えられています。
昭和四十二年八月、氏子中によって「鹿骨発祥の地・鹿見塚」の碑が建てられいます。
台座はコンクリート三段組で高さ九十八センチメートル、碑石は高さ八十一センチメートル、幅五十二センチメートル、厚さが十三センチメートルあります。
現在の鹿見塚神社は昭和四十八年に再建築されました。
昭和五十二年十一月
江戸川区教育委員会
鹿見塚神社前案内板より
出典・抜粋・引用および参考
鹿見塚神社前案内板
鹿見塚神社までのアクセスと住所
- 都営新宿線「篠崎駅」より徒歩17分
- 江戸川区鹿骨3−1−1
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鹿見塚神社
鹿見塚神社は地域の歴史を今に伝える歴史的な遺産です。
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