胡録神社と市川市の木黒松の林立する新田の閑静な住宅街の散歩道
新田の胡録神社
新田の胡録神社は千葉街道こと国道14号線の北側に鎮座する小さな神社。この神社の後ろに黒松の巨木の続く様子が見えます。まるで黒松の林立する新田の閑静な住宅街の入口のように人々を迎えてくれる神社です。御祭神は面足命と惶根命で、鳥居に掲げられた扁額には「伯爵東郷平八郎謹書込」とあります。また、市川市に住んでいた文学者
永井荷風の日記「断腸亭日乗」には、昭和22年10月19日に祭礼が行われていたことを記されています。荷風は菅野の自宅から市川駅まで胡録神社の前をよく通ったことでしょう。黒松の林立する住宅街の様子は、建物こそモダンになったことでしょうが、荷風の歩いた頃の風景がほのかに残っていることでしょう。胡録神社と黒松の林立する新田の住宅街は、日常の喧騒と隣り合わせの静けさを楽しめる散歩道です。
引用、抜粋並び参考文献
「新版 断腸亭日乗 第六巻」 岩波書店
市川市ホームページ
胡録神社と黒松の林立する新田の閑静な住宅街までのアクセスと住所
- JR総武線「市川駅」より徒歩10分。京成本線「市川真間駅」より徒歩7分・「菅野駅」より徒歩5分。
- 千葉県市川市新田1−3−1とその周辺
胡録神社と黒松の林立する新田の住宅街近くの観光名所のご案内
市川市の昔の風景を残す、閑静な住宅街に浮ぶ豊かな森。
胡録神社と新田に残る黒松の並木道
新田の閑静な住宅街にのこる黒松並木と国道脇の小さな神社。
平田地域の聖徳太子信仰の歴史を今に伝える小さなお堂です。
桜と松、根上松のある住宅街にひっそりと佇む隠れ里のような御社。