元佐倉道の散歩道|万葉の時代からの下総の歴史を伝える街道
千葉街道と呼ばれている国道14号線は、江戸時代、
元佐倉道と呼ばれていたそうです。なんだ、千葉街道か!と思われる普段何気なく過ぎているこの道も、古くは日本武尊がこの街道筋の現在の船橋市に上陸し、
行基菩薩作の仏像もこの街道筋の寺院に残っています。更級日記の作者藤原孝標の娘一行や
源頼朝公、
日蓮聖人、連歌師
柴屋軒宗長もこの道を通ったことでしょう。戦国時代には安房
里見氏を始め多くの武将が闊歩し、徳川家康が鷹狩に行く道、船橋以東を御成り街道として整備しました。歴史上の有名人が通った道。多くの足跡や万葉集はじめ多くの文学に詠まれ名所がこの道に残っています。
小林一茶、
松尾芭蕉、
十返舎一九など江戸時代を代表する歌人や文人、
正岡子規、
伊藤佐千夫、
高濱虚子も元佐倉道を通り、それぞれの時代の風景を記しています。 特に
永井荷風の日記「断腸亭日乗」には、戦後間もない頃の市川から小岩、新小岩まで千葉街道沿いの様子が描かれています。
元佐倉道の散歩道は、歴史上の偉人や文人の足跡を日常の中に見つけることのできる素敵な散歩道です。
元佐倉道(千葉街道)の観光名所 ご案内
船橋市の歴史と文化を肌で感じることのできる見どころいっぱいの散歩道です。
徳川家康の宿泊所として建てられた船橋御殿跡に建てられた日本で一番小さな東照宮。
海老川千本桜と呼ばれる桜並木は、たくさんの人々で賑わいます。
日本武尊の東征の際に上陸したと伝えられている地に建つ小さな御社。
ターミナル駅「西船橋」の喧騒に浮かぶ都会のオアシス空間 。
江戸時代に知られた観光名所葛飾神社と勝間田の池の跡地の公園。
日蓮聖人ゆかりの寺院と地域の自然を保存した藤棚のある小さな池。
春には満開の桜と国指定重要文化財の共演が美しい日蓮宗の古刹。
日蓮聖人ゆかりの霊跡や市川東山魁夷記念館など盛り沢山の散歩道。
戦国里見氏に仕えた武将正木時総にまつわる言伝えのある古社。
神明社と小栗判官ゆかりの銀杏とお不動様で知られる鬼越山神明寺。
市川を縦横に流れる真間川は、桜の名所としても有名です。お花見の時期にはたくさんの人で賑わいます。
JR本八幡駅からシャトルバスも出ている商業施設。博物館や図書館あり、一日中楽しめます。
葛飾八幡宮、八幡の藪知らず、脚本家水木洋子の家など黒松林の美しい住宅街の散歩道。
平安時代創建の八幡様。源頼朝、太田道灌など多くの関東武士や文学者に信仰された神社。
様々な伝説に彩られ、江戸の昔から知られた市川市の隠れた名所。
市川市の木「黒松」は、道端、荷風ゆかりの神社に林立しています。
東京を東から一望できる展望施設。富士山と東京スカイツリーを眺める最高のビュースポット。
万葉の里真間、真間の継ぎ橋や真間山弘法寺ほか近くには下総国分寺跡など、歴史と文学の散歩道。
東京と千葉の境を流れる江戸川。江戸時代は水運の大動脈でした。
江戸川区を北から南に流れる新中川は自然と歴史を楽しめる散歩道。
公孫樹、黒松、欅の巨木の林立する住宅街の中に建つ鎮守の森。
小松菜と八代将軍吉宗公、太田道灌ゆかりの江戸川区の名所
中川・荒川沿岸の散歩道
江戸川区と江東区の間を流れる大河沿岸の名所のご案内
只今製作中です。
そこはもう桜の園!江戸川区屈指の森のようなお花見の名所
江戸時代、房総への出発点としてたくさんの旅人が渡った渡し場の跡