俳聖松尾芭蕉の鹿島詣の名所と芭蕉句碑のある散歩道
俳聖松尾芭蕉の鹿島詣に行徳と八幡の名前が登場します。
貞享4年(1687年)8月14日から、松尾芭蕉は弟子の河合曾良と宗波をともない、芭蕉庵のある深川から船に乗り、小名木川、新川、利根川(江戸川)を通り行徳新河岸で上陸し、行徳からは徒歩で鹿島神宮に向かいました。行徳から現在の行徳街道を通り八幡に出て、佐倉街道(国道14号線)を東に行き、木下街道を北に向かってあるき、鎌ヶ谷へと進んで行きました。実際、当時の行徳はとても賑わっていて、笹屋うどん店や中山こんにゃくを売る店、旅籠が軒を連ねていました。また、八幡は千本公孫樹で有名な葛飾八幡宮や八幡のやぶしらずもあり、どこかでお茶くらいは飲んだのではないかと考えます。また、行徳の仏性山法善寺と江戸川区の下鎌田の熊野神社には
芭蕉の句碑があります。
このページでは、俳聖松尾芭蕉が鹿島詣の際に通った道筋にある名所と芭蕉の句碑が置かれた寺院をご紹介いたします。
松尾芭蕉の鹿島詣に登場した観光名所と芭蕉碑のある社寺
芭蕉は、行徳までは舟、行徳から徒歩で鹿島詣に向かいました。
芭蕉の句碑のある行徳浦安33所観音札所第14番の寺院。
行徳から八幡とあるので、八幡様には寄ったことと想像します。
八幡から木下街道に向かう途中、きっと見たことでしょう。