熊野神社|おくまんさまと呼ばれたおくまんだしの名水ゆかりの神社
熊野神社は旧江戸川のほとりに建つ神社。この熊野神社は、地元の人々に「
おくまんさま」と呼ばれ、古くから信仰された旧今井村の鎮守。松尾芭蕉に「茶水汲むおくまんだしや松の花」と歌われ、徳川将軍家をはじめ近隣の多くの人々がおいしい水「
おくまんだし」を求めてた伝えられる名水の地に建つ小さな神社です。熊野神社境内には、松尾芭蕉の句碑も建てられています。
熊野神社
熊野神社
熊野神社は、旧下今井村の鎮守で、「おくまんさま」とよばれて、江戸川を上下する船人の信仰を集めていました。宝永年間(1704―1711)の創建と伝えられ、祭神は伊邪奈美神です。
おくまんだしの水
本神社前の江戸川は、「おくまんだし」とよばれ、水流の関係で深い瀬となっています。ここの水は、とくにきれいで、こなれていたために、昔は徳川将軍家の茶の湯につかわれていたと伝えられています。野田の醤油の製造をはじめ、本所、深川、大島あたりでもこの水を買って飲んだといわれています。
芭蕉句碑
本神社境内の左隅にあります。
「茶水汲むおくまんだしや松の花」
芭蕉の句と伝えられています。昭和43年10月15日、氏子のかたがたによって建てられました。
平成2年3月
江戸川区教育委員会
熊野神社参道脇案内板より
引用、抜粋並びに参考
熊野神社参道脇案内板
熊野神社内松尾芭蕉句碑
江戸川区ホームページ
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熊野神社の最寄り駅と住所
- 都営新宿線「一之江駅」より15分
- 東京都江戸川区江戸川5-7-6
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熊野神社
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