中山・下総・散歩道のコース別名所案内です。このページでは、中山・下総・散歩道でご紹介している地域
ゆかりの芸術家や文人(小説家や歌人、俳人、詩人等文学者)と特に関連のある名所を紹介しています。
それほど広い地域ではありませんが、万葉集の時代から多くの和歌に詠われた真間や勝間田池、江戸時代に江戸の人々に観光名所として愛された国府台・真間山周辺、八幡のやぶしらずで知られる八幡、そして中山法華経寺のある中山、成田詣の旅人で賑わった船橋、江戸の東の玄関口の行徳と浦安など今では想像もできないほどの賑わいだったのでしょう。そして明治から昭和にかけて、多くの
文化人に愛され、江戸の商家の別邸や隠居所が置かれた閑静な地域だったそうです。
小林一茶、曲亭馬琴、正岡子規、高浜虚子、伊藤佐千夫、永井荷風、幸田露伴、北原白秋、東山魁夷など、江戸、明治、大正、昭和の
文豪や芸術家が中山・下総・散歩道でご案内している地域を愛し住み、あるいその作品の中に紹介しています。
日々過ごしている町、通勤で行き過ぎている町、そこに立ち寄ってじっくり観てみると、たくさんの発見があります。そんな小さな感動をお伝えできればと思います。中山・下総・散歩道。遠くまで行かなくても観光気分に浸れる、長閑なお散歩の参考になれば最高です。 お楽しみください。
中山・下総・散歩道 文学と芸術ゆかりの散歩道
永井荷風と断腸亭日乗
永井荷風の日記『断腸亭日乗』には中山法華経寺、八幡の八幡様、原木山妙行寺などが紹介されています。
伊藤佐千夫と野菊の墓
伊藤佐千夫の小説『野菊の墓』の舞台となった矢切をはじめ、伊藤左千夫の作品に登場した名所のご案内。
北原白秋と紫烟草舎
里見公園にある 「紫烟草舎」と白秋の旧宅と白秋が一時住んだ亀井院などをめぐる散歩道。
幸田露伴
幸田露伴の代表作「五重塔」には中山鬼子母神が登場し、晩年を白幡天神社近くで過ごしました。
正岡子規
明治の俳人・歌人正岡子規は開通間もない総武線にゆられて国府台、市川、八幡、中山そして船橋で作った作品を残しています。
高浜虚子
写生文集の中山寺で法華経寺、八幡のやぶしらず、千本公孫樹を紹介。 明治期の市川市内の情景を詳しく伝えています。
脚本家 水木洋子
戦後から市川市八幡の地を拠点に日本映画の黄金期に多くの作品を残した脚本家水木洋子さんの家。昔ながらの八幡の風景が楽しめます。
日本画家 東山魁夷
市川市東山魁夷記念館は、東山魁夷画伯がの作品をはじめ、身の回りの品やさまざまな資料を通じ、その生涯と芸術をご紹介する記念館です。
中国の文学者 郭沫若
中国の文学者・歴史学者・政治家の郭沫若さんの旧宅を移築・改修したものです。春には芝ざくらの可愛らしい絨毯がお出迎えしてくれます。
建築家 伊藤忠太
中山法華経寺の聖教殿は建築家伊藤忠太の作品です。平安神宮、東大正門他多くの作品を残した明治から昭和にかけて活躍した大建築家。
俳聖 松尾芭蕉
俳人 小林一茶
真間山弘法寺に真間山の紅葉を詠った句碑が置かれています。
桃山の芸術家 本阿弥光悦
中山法華経寺境内には本阿弥光悦筆の扁額と分骨堂があります。
十返舎一九
東海道中膝栗毛で知られる十返舎一九に紹介された名所のご案内。
室町の連歌師 柴屋軒宗長
室町時代の連歌師柴屋軒宗長の「東路のつと」ゆかりの散歩道。
仏師 運慶
鎌倉時代の仏師運慶作と伝えられる仏像を安置する寺院のご紹介です。
万葉集と手児奈伝説
里見八犬伝
江戸時代の読本「南総里見八犬伝」と戦国里見氏ゆかりの散歩道。
歌碑・文学碑のある散歩道
松尾芭蕉、小林一茶、北原白秋、永井荷風などの文学碑のご紹介。