江戸川・国府台|戦国時代の古戦場と城跡のある散歩道
東京都と千葉県の境を流れる
江戸川。利根川に源を発する江戸川、古くは太日川または太井川と呼ばれ、江戸時代初期の利根川東遷の後には武蔵と下総の国境となり、東北・北関東からの物資を江戸に運ぶ水運業で賑わいました。
江戸川東岸の国府台と呼ばれる台地は下総台地の西南端にあたり、古代には下総国国府が置かれ、里見公園には太田道灌の建て、徳川家康により廃城にされた国府台城址があり、戦国時代には関東の有数の大戦、国府台の合戦が2度行われた地でもあります。特に、江戸川の西岸江戸川区と東岸市川市には、第二次国府台の合戦で敗れた里見氏に関わる伝説や遺物が今も残っています。
江戸川の土手の上から遠く富士山と東京スカイツリーが同時に見ることができます。特に、JR総武線市川駅南口の
アイリンクタウン展望施設からは、東京の摩天楼と東京スカイツリー、東京タワーの後ろにそびえ立つつ霊峰富士を見ることができます。また、小岩不動として親しまれている善養寺には、国指定の天然記念物で樹齢600年以上と伝えられる「影向の松」もあります。
江戸川・国府台古戦場の散歩道は、歴史と四季折々の自然を同時に感じられる、風光明媚な散歩道です。
江戸川・国府台の観光名所 ご案内
東京と千葉の境を流れる江戸川。河川敷は流域にすむ人々の散歩道。江戸時代は水運の大動脈でした。
東京を東から一望できる展望施設。富士山と東京スカイツリーを眺める最高のビュースポット。
北原白秋旧宅、弘法大師伝説のある羅漢の井、夜泣き石ほか四季折々の表情を見せる素敵な散歩道。
江戸時代、徳川幕府より10万石の大名と同等の格式を認められていた曹洞宗の寺院。
国指定天然記念物「影向の松」で有名な室町時代創建の古刹。。
姫宮と茶室「登龍庵」のある梅と紅葉の名所である自然豊かな公園。
高い評価受けた現代建築の本堂と石庭と竹林、カフェもある名刹。
野菊の墓の舞台と第二次国府台合戦の激戦地でもある野菊苑と西蓮寺。