本文へスキップ

Nakayama is in between Narita And Haneda International Airport

English Page

水元さくら堤は八代将軍徳川吉宗公によって築かれた桜の名所

水元さくら堤の石碑水元さくら堤の入口付近 水元さくら堤に置かれた歌碑水元さくら堤の桜の花
水元さくら堤は葛飾区内で人気の桜のお花見の名所。都立水元公園の南側を江戸川と中川の支流大場川の間を走る道路脇に桜の植えられた延長3500メートル程の遊歩道です。この遊歩道、道路や水元公園の園内より少し高くなっています、そう考えると「堤」ということに得心できます。この堤、江戸時代中期、八代将軍徳川吉宗公の時代、洪水などの災害対策と農業用水の安定確保のために、大場川と江戸川を結ぶ支流、小合川を堰き止めて造られた小合溜井と呼ばれた溜池(現在の水元小合溜)に沿って築かれた堤防です。この堤の辺りは千本桜と呼ばれるほど桜の木が植えられていたそうですが、これは吉宗公が隅田川の土手にも桜を植えていたことで知られているように、おそらく春たくさんの人々が堤の上を歩くことで堤の強度を高める目的だったのでしょう。吉宗公によってつくられた桜の名所とも言えるかもしれません。現在、水元さくら堤の西側の大場川寄りに「水元さくら堤自然植生保全地」がありますが、この辺りは江戸時代に造られた堤が今も残っているそうです。
水元さくら堤は、水元公園の豊かな自然を借景にして、およそ600本ほど植えられたソメイヨシノ、サトザクラ、ヤマザクラの花々をゆっくりと堪能できる桜の並木道です。


出典・抜粋・引用および参考
水元さくら堤自然保全地内案内板
葛飾区区ホームページ
国土交通省ホームページ

水元さくら堤の風景

水元さくら堤の春の風景

水元さくら堤入口付近水元さくら堤入口付近の桜並木 水元さくら堤通り入口付近の桜並木水元さくら堤からの水元公園の池 水元さくら堤通りの桜並木@水元さくら堤通りの桜並木A 水元さくら堤通りの桜並木B水元さくら堤通りの桜並木C 水元さくら堤通りの桜並木D水元さくら堤自然植生保全地の桜並木 水元さくら堤自然植生保全地のユキヤナギ水元さくら堤自然植生保全地の小川 水元さくら堤自然植生保全地のゆきやなぎ水元さくら堤通りの桜並木E
およそ600本の桜の木が約3.5キロメートルの道路に沿って植えられています。途中松浦の鐘と呼ばれる鐘楼堂や歌碑、水元さくら堤自然植生保全地などもあり、のんびり散歩に最適な桜の並木道です。

水元さくら堤への交通案内と所在地

水元さくら堤と江戸川の地図

水元さくら堤と江戸川沿岸の案内図

江戸川沿岸の散歩道の案内図のPDF

水元さくら堤への最寄り駅と住所

  • JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町駅」より水元3丁目22番地(水元公園釣り堀付近)まで徒歩23分、京成金町線「金町駅」より徒歩25分
  • JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町駅」より東金町5丁目交差点付近より徒歩20分、京成金町線「金町駅」より徒歩22分
  • JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町駅」より水元5丁目4番地(葛三橋交番附近)まで徒歩38分、京成金町線「金町駅」より徒歩41分
  • 所在地:都立水元公園南側(東金町5丁目、東水元2・3・4・5丁目)

水元公園さくら堤周辺の観光名所 ご案内

都立水元公園の青い橋

水元公園

只今製作中です。
水元さくら堤の桜並木

水元さくら堤(桜堤通り)

八代将軍徳川吉宗が築いた堤が今も残る桜の名所。

桜の下の松浦の鐘

松浦の鐘

水元さくら堤の遊歩道上に建つ葛飾区有形文化財の梵鐘。
業平山東泉院南蔵院の山門

業平山東泉寺南蔵院

只今製作中です。

花見の名所里見公園

葛西神社

徳川家康公を御祭神とする、葛西三十三郷の総鎮守。撫蛇様や葛西の森の七福神もお祀りされています。
江戸川の流れ

江戸川|葛飾を貫く経済の大動脈

葛飾と呼ばれた地区を貫く大河川。江戸の経済の大動脈。歴史と文化、自然豊かな散歩道。

- 広告 Advertisement -