成田道|江戸時代の賑わいを今に伝える散歩道
成田道は行徳妙典を走る江戸時代の行徳の賑わいを伝える道です。成田道とは、江戸時代に江戸からの多くの旅人が成田までの物見湯山に利用した全長63キロに及ぶ街道の一部の名称、
成田街道とも呼ばれます。現在では、鉄道や自動車の発達と江戸川放水路により分断され江戸時代の正確な道筋はわかりませんが、江戸川対岸の寺院の配置や県道船橋行徳線などから、おそらく海中山了極寺、海岸山安養寺、原木山妙行寺、
行徳山福泉寺の前を通って西船橋の駅付近で千葉街道(佐倉街道)に合流していたことと想像します。おそらく徳川家康も江戸から小名木川、新川(船堀川)を船で進み、今井橋付近で行徳に上陸し、権現道から寺町通り、そして成田道を進んで船橋東照宮、東金へと、この道筋を使ったのではないでしょうか。
江戸時代元禄の頃、人気歌舞伎役者初代市川團十郎さんが願掛けを成田山新勝寺にし、二代目團十郎さんを授かったことで、江戸時代に成田山詣でが人気になり、多くの参拝客がこの道を使ったことにより成田道と呼ばれるようになったそうです。また、坂東33観音霊場第29番海上山千葉寺への参詣にも利用された街道です。
このページでは、成田道沿道の寺院に加え、江戸川放水路対岸の了極寺、安養寺、妙行寺、船橋東照宮などをご紹介いたします。
成田道は僅か数百メートルの短い道筋ですが、沿道の家々も昔ながらの日本建築の建物が多く、ただぼんやり歩くだけで、江戸時代の情緒を感じることができます。
成田道の観光名所のご案内
ぜんそく封じの御加持で有名な名刹
茅葺屋根の山門が美しい名刹
枝垂桜で有名な原木の名刹
円光大師鏡の御影のある名刹
乃木大将筆の記念碑の建つ神社
入日神社
只今製作中です。
徳川家康の宿泊所として建てられた船橋御殿跡に建てられた日本で一番小さな東照宮。
船橋大神宮周辺の散歩道
只今製作中です。