市川が大好き！散歩道！｜市川市内観光名所のご案内

名所案内中山・下総・散歩道sights in nakayama shimousa

平成３０年６月２日に東京外環自動車道が開通。市川市が江戸時代のように交通の要衝になったのでしょうか？市川市は成田と江戸の間、江戸時代には成田詣でので賑わったそうですが、それ以前にも鹿島詣での中継地でした。そして、徳川家康の利根川東遷事業以降は東北や北関東からの積み荷を積んだたくさんの船が江戸川を行き来したそうです。外環道はきっとたくさんの荷物を積んだトラックが行き来するのでしょう。まるで江戸時代の市川に戻ったようです。
市川の歴史は古く、市内には多くの縄文遺跡が残ります。また、古代万葉集の時代から歴史に顔を出し、下総国府や下総国分寺も置かれた古代下総の中心地でもありました。市川市真間地域は万葉集に歌われた伝説の美少女「真間の手児奈」伝説で知られ「万葉の里」、中山地域は日蓮宗の開祖日蓮聖人が初めて説法をした地であり多くの日蓮に関する伝説も残ることで知られ「日蓮の里」と呼ばれています。
江戸時代以前には、当時太日川と呼ばれた江戸川や鹿島街道と呼ばれた木下街道を多くの人や荷物が行き来したようです。そしてまた市川の地は戦略の上の要衝だったのでしょう、平将門が下総国府攻略を目指し、源頼朝は再起の兵を挙げ、太田道灌は国府台の地に築城し、南総里見八犬伝の舞台となっています。近年では、戦前の市川は美しい街だったと安岡章太郎はじめ多くの文学者により語られています。戦後、幸田露伴、永井荷風、水木洋子、東山魁夷など多くの文人芸術家が自然豊かで美しい市川の街に移り住みました。
このように長い歴史と文化に彩られた市内には国宝、国指定重要文化財、国指定天然記念物や国指定史跡も大切に保存されています。このページは市川市内の観光名所とスポットの紹介ページです。参考としてご覧いただければ幸いです。

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