国指定天然記念物・重要文化財・史跡 ・博物館・記念館 IN 市川
市川市は東京のベッドタウンして紹介されることが多い街ですが、その歴史は東京都心よりも古く、市内には多くの
文化財が残されています。姥山貝塚、堀之内貝塚など縄文時代の貝塚も
史跡として保存されています。また、市川市国府台には国府も置かれ、下総国の中心でした。そのため国分寺・国分尼寺跡もあります。また、日蓮の里と呼ばれる中山には、日蓮宗大本山の法華経寺には祖師堂、五重塔、法華堂、四足門などの中世から近世の
重要文化財級の建造物も多く残っています。平安時代から戦国時代に多くの武士の信仰を集めた八幡にある葛飾八幡宮には樹齢1200年といわれる千本公孫樹も大切に保存されています。その他、市内には文化財を保存している博物館や市川に暮らした芸術家や文化人の記念館あります。
市川市内の国指定天然記念物
樹齢1200年を超える大銀杏。
市川市内の国指定重要文化財
比翼入母屋造の大堂。
江戸時代初期建築の五重塔。
室町時代建築の法華経寺の本堂。
室町時代後期の建築の門。
市川市内の国指定文化財
現在は国分山国分寺があります。
現在は公園になっています。
市川市内の国指定史跡
市川市考古博物館と歴史博物館が併設されています。
市川市の昔話で「でいだらぼう」伝説もあります。
市川市内の博物館
産業に応用された科学技術を体験的に学ぶことのできる施設です。
市川市内の遺跡からの出土物を保管、展示する施設です。
鎌倉時代以降の市川の歴史を紹介。
市川市内の芸術家・文人の記念館や旧宅
20世紀の日本を代表する日本画家、東山魁夷画伯の作品、身の回りの品やさまざまな資料を通じ、その生涯と芸術をご紹介する記念館です。
春は桜、初夏と秋はバラの花、秋は紅葉の美しい公園に移築された詩人北原白秋旧宅。白秋は大正5年に一月半ほど真間に住んでいました。
戦後から市川市八幡の地を拠点に日本映画の黄金期に多くの作品を残した脚本家水木洋子氏の家。
中国の文学者・歴史学者・政治家の郭沫若さんの旧宅を移築・改修した芝桜の美しい記念館です。