千葉県市川市の観光名所と観光スポットのご案内
市川市は東京都と江戸川を挟んで隣にある千葉県西部の都市です。首都圏にある平凡なベッドタウンなので、現在では観光地として紹介されることは稀ですが、江戸時代は
人気の観光地でした。歌川広重の名所江戸百景には、真間山弘法寺の紅葉、里見公園附近の当時利根川と呼ばれていた江戸川、行徳今井橋附近の江戸川の風景が描かれています。また、江戸時代のガイドブック「江戸名所図会」には、中山法華経寺をはじめ、葛飾八幡宮、八幡の藪知らず、真間の手児奈、弘法寺、国分寺、そして太田道灌築城の国府台城址ほか多くの神社仏閣などが紹介されています。また江戸時代には行徳浦安三十三所観音札所巡りも楽しまれていました。江戸時代に紹介された名所は今でも多くが残っています。戦後、幸田露伴、永井荷風、水野洋子、東山魁夷など多くの文人や芸術家が都心からすぐの歴史と文化に富む、そして自然豊かな市川に移り住みました。市川市北部には大町自然観察園、南には新浜野鳥の楽園など自然も残っています。
東京の都心と成田空港の間にある千葉県市川市にはたくさんの歴史的、文化的な遺産、そして豊かな自然も残っています。江戸時代から人気の観光名所と、近年新たに作られた
観光スポットも加わった魅力溢れる散歩道です。
市川市内の観光名所と観光スポット
鎌倉時代から続く日蓮宗の古刹。境内には国指定文化財など歴史的な建物もある由緒ある寺院です。春は桜のお花見で賑わいます。
20世紀の日本を代表する日本画家、東山魁夷画伯の作品、身の回りの品やさまざまな資料を通じ、その生涯と芸術をご紹介する記念館です。
市川を縦横に流れる真間川は、桜の名所としても有名です。永井荷風も好んだ散歩道です。
JR本八幡駅からシャトルバスも出ている商業施設。周辺には博物館や図書館あります。
平安時代創建の八幡様。多くの関東武士や文学者に信仰された神社。
様々な伝説に彩られ、江戸の昔から知られた市川市の隠れた名所。
戦後から市川市八幡の地を拠点に日本映画の黄金期に多くの作品を残した脚本家水木洋子さんの家。
中国の文学者・歴史学者・政治家の郭沫若さんの旧宅を移築・改修した芝桜の美しい記念館です。
行基菩薩と弘法大師の創建と伝わる、下総葛飾の万葉の里真間の中心に建つ歴史ある古刹。
万葉集に歌われた真間の手児奈をお祀りしているお堂。安産、子育て、良縁の御利益で知られる。
行基菩薩開山伝説もある、国指定文化財下総国国分寺跡とありますが、現在も国分寺は歴史を刻んでいるお寺です。市川七福神の一つ。
太田道灌が建てた言われる国府台城址に作られた公園。春は桜、バラ、秋は紅葉のスポットとして人気。園内には北原白秋旧宅もあります。
水辺の遊歩道から自然を学べ、バラ園や紅葉山でゆったりと自然の美を楽しめる公園です。
河津桜と菜の花の咲く桜並木と、水鳥の舞う水辺のある、都心からすぐの野鳥観察のできる緑地公園です。
江戸時代人気の観光コース。のんびりと徒歩でできる札所巡りです。
市川の古刹・名刹をめぐります。毘沙門天が2つあるのが特徴です。