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甲大神社 | 武将の甲を祀った伝説の神社

甲大神社
JR・都営新宿線本八幡駅脇の行徳街道を行徳に向かって歩くこと10分。京葉道路の高架線手前に小さな鳥居が重なり合うように立つ神社が目に入ります。甲大神社です。この大和田の地の鎮守の神社。御祭神は誉田別命、つまり応神天皇です。社伝によると、応神天皇の兜を祀るという説や、天皇の母神功皇后の兜甲を祀るという説もある。平将門の兜説。源義家の兜説など多くの言い伝えるのある神社です。江戸名所図会では、「甲の宮」とあり、国府台の合戦で戦った大将の兜を祀った神社で、行徳八幡宮が管理していたとあります。江戸川放水路ができる以前は、この甲大神社のある大和田や隣の稲荷木の地は行徳だったそうですから、行徳八幡宮だったのでしょうか。葛飾記には「兜八幡」という名で紹介しています。現在は葛飾八幡宮の管理りだそうです。古くから武士に篤く信仰されていた神社です。

甲大神社御由緒

甲大神社の由来

本神社後祭神は応神天皇をお祀りするとも伝え、また大神の甲を祭るとも伝う。
創建は古く人皇第66第一条天皇の永延2年8月8日、当地に鎮座、葛飾八幡宮の摂社にて「注連下」と称し大和田村の氏神たり。
古来武将の崇敬熱く、殊に武士たるもの当社前に於て乗打ちすれば、落馬すると云い伝う。里人の信仰ありて奉賓の誠と致すもの尠からず。
大正9年7月24日同所山皇後無格社天神社、及同庶無格社山王社合社の件許可せらる。
平成13年11月吉日
氏子中

甲神社境内案内板より


抜粋・引用および参考
「甲大神社の由来」同社案内板より
市川市ホームページ
江戸名所図会6 ちくま学芸文庫
房総叢書 紀元二千六百年記念 第8卷葛飾紀
房総叢書 紀元二千六百年記念 第6卷葛飾誌略

甲大神社・甲の宮までの交通案内と所在地

甲大神社・甲の宮の最寄り駅と住所

  • JR総武線・都営地下鉄新宿線「本八幡駅」徒歩10分
  • 京成本線「京成八幡駅」徒歩15分
  • JR総武線・都営地下鉄新宿線「本八幡駅」より京成トランジットバス「大和田兜橋」停留所下車徒歩1分
  • 千葉県市川市大和田2-5-4

甲大神社近くの観光名所 ご案内

葛飾八幡宮随神門

下総国総鎮守葛飾八幡宮

平安時代創建の八幡様。多くの関東武士や文学者に信仰された神社。
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白幡神社

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