手児奈霊堂・真間山周辺の散歩道
市川市真間周辺の歴史は古く万葉の昔に遡ることができます。下総台地の南端である国府台の地はその名のとおり下総国府が置かれていた地でもあり、真間山弘法寺から下総国国分寺も近く、北原白秋、永井荷風、小林一茶、水戸黄門、連歌師宗長、山辺赤人など往古から多くの文人墨客が訪れています。
山辺赤人によって万葉集に詠われ、広重の江戸名所百景に描かれた真間の手古奈伝承や真間の継橋をはじめ、小林一茶の句碑、運慶作?との伝えもある真間山弘法寺の仁王像、行基とも弘法大師の創建伝説など奥深い歴史のある真間山弘法寺、そして北原白秋が住んだ亀井院、シバ桜の美しい郭沫若住居、文学の道桜土手公園ほか、四季折々の花々を楽しめる芳澤ガーデンギャラリーや桜とバラ、そして竪穴式住居跡と意外な見どころのある須和田公園など、文学と歴史を楽しめるお散歩道です。
市川の木、黒松、春は桜、秋の紅葉と銀杏。四季折々楽しめる散歩道です。
手児奈霊堂・真間山周辺の観光名所 ご案内
行基菩薩と弘法大師の創建と伝わる、下総葛飾の万葉の里真間の中心に建つ歴史ある古刹。
万葉集に歌われた真間の手児奈をお祀りしているお堂。安産、子育て、良縁の御利益で知られる。
行基菩薩開山伝説もある、国指定文化財下総国国分寺跡とありますが、現在も国分寺は歴史を刻んでいるお寺です。市川七福神の一つ。
中国の文学者・歴史学者・政治家の郭沫若さんの旧宅を移築・改修したものです。春には芝ざくらの可愛らしい絨毯がお出迎えしてくれます。
須和田公園は弥生時代後期の須和田遺跡を整備し公園とされた、桜とバラのお花見の名所。
桜並木に沿う延長400メートルの細長い公園には市川市ゆかりの文学者が紹介されています。
四季折々花々に彩られた緑豊かな庭園のあるギャラリー。
明治大正ロマンを感じられる素敵な洋館のギャラリー。
市川市の歴史や文化を原始から紹介する博物館。国指定史跡の堀之内貝塚もあります。
東京を東から一望できる展望施設。富士山と東京スカイツリーを眺める最高のビュースポット。
東京と千葉の境を流れる江戸川。河川敷は流域にすむ人々の散歩道。江戸時代は水運の大動脈でした。
北原白秋旧宅、弘法大師伝説のある羅漢の井、夜泣き石ほか四季折々の表情を見せる素敵な散歩道。