正覚山妙覚寺|房総唯一キリシタン燈籠のある古刹
正覚山妙覚寺は、権現道からも内匠堀からも入れるお寺。妙覚寺は
中山法華経寺の末寺であり、日蓮上人の像を本尊してます。また、妙覚寺は、東日本では珍しい
キリシタン燈籠があるお寺です。キリシタンといえば、九州のイメージがあり、「千葉の市川に何故?」と歴史好きの好奇心をくすぐるような燈籠です。事実このキリシタン燈籠は房総で唯一、つまり千葉県で唯一のものだそうです。その上、キリシタン燈籠は、戦国武将で茶人として有名な
古田織部が創案したとも言われているそうです。
正覚山妙覚寺の本堂はとても美しく、境内の植え込みも手入れが行き届いた美しいお寺です。
行徳寺町、権現道の散策の要ともいえるお寺です。
正覚山妙覚寺
正覚山妙覚寺 由来・いわれ
日蓮宗中山法華経寺の末寺であり、天正14年(1586年)に創建され、山号は正覚山、開基は心了院日通上人である。
正覚山妙覚寺 歳時・みどころ
境内には東日本では大変めずらしい、キリシタン信仰の遺物であり、房総にただ一基の「キリシタン燈籠(とうろう)」がある。
燈籠の中央下部に舟形の窪み彫りがあり、中にマントを着たバテレン(神父)が靴をはいた姿が彫刻されている。(靴の部分は地中に埋められている)
戦国時代の大名
古田織部の創案であったといわれ、別名織部燈籠(おりべとうろう)という。
正覚山妙覚寺門前案内板より
出典・抜粋・引用および参考
正覚山妙覚寺門前案内板
キリシタン燈籠脇掲示解説案内記事
市川市ホームページ
正覚山妙覚寺の最寄り駅と住所
東京メトロ東西線「妙典駅」より徒歩8分
千葉県市川市本行徳15-20
正覚山妙覚寺近くの観光名所のご案内
徳川家康の休憩所「権現堂」の置かれていた寺院。
正覚山妙覚寺
千葉県で唯一のキリシタン燈籠のある美しい名刹。
身延山久遠寺から株分けされたしだれ桜の咲く古刹。
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