飯澤山浄閑寺|行徳・浦安三十三所観音札所第15番札所
飯澤山浄閑寺は、東京都港区芝にある浄土宗大本山増上寺の末寺です。創建当時は小さな草庵だったが、後に七堂を備える立派な寺院となり、近くの内匠堀から直接船で入れる池が有名だったそうです。現在でも行徳街道から続く石畳の参道と門前の六地蔵が迎えてくれる素敵な名刹です。
また、飯澤山浄閑寺は、
行徳・浦安三十三所観音札所の第15番札所です。
飯澤山浄閑寺
飯澤山浄閑寺 由来・いわれ
当山は東京・芝、浄土宗大本山増上寺の末寺である。
現在、寺領地になっている土地には、元亀(1570〜1573)年中より当地の武士何某の信仰する観音堂があり、その添地であったところに、寛永3寅年(1626)、西蓮社鎮譽一公上人が開基された。
爾来、今日に至るまでには、火災・津波等災害に会うこと両三度の記録があり、大いに荒廃した時期もあったが、よく檀信徒の協力により復興し、昭和63年には本堂をそれまでの木造から鉄筋コンクリート造へと改築し現在に至っている。
飯澤山浄閑寺 歳時・みどころ
門前に、「六地蔵」と、「南無阿弥陀仏」及び六面それぞれ「天道」「人道」「修羅」「畜生」「餓鬼」「地獄」が掘られた「六面塔」がある。これは、畜生が業によって生死を繰り返す六つの世界すなわち全ての世界の諸精霊を供養し仏の加護を願うものである。
また、行徳ではめずらしい寺領地としての参道があり、行徳街道より本堂向拝まで一筋の敷石でつなげられている。
飯澤山浄閑寺門前案内板より
出典・抜粋・引用および参考
飯澤山浄閑寺前案内板
市川市ホームページ
飯澤山浄閑寺の最寄り駅と住所
東京メトロ東西線「妙典駅」より徒歩8分
千葉県市川市本行徳23-34
飯澤山浄閑寺近くの観光名所のご案内
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飯澤山浄閑寺
行徳街道から続く石畳で、六地蔵が迎えてくれる名刹。
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