大柏川流域は豊かな自然と歴史、文化に触れられる散歩道
大柏川は市川市を北から南に流れる一級河川。船橋市北部や鎌ヶ谷市から市川市の北部に入り、
真間川と合流して東京湾に注ぎます。江戸時代には、
田中内匠と
狩野浄天により、大柏川の水を行徳と浦安に運ぶ内匠堀または浄天堀と呼ばれる運河がつくら行徳と浦安の発展に大きく寄与しました。この堀のおかげでしょうか、行徳は「戸数千軒寺百軒」と言われるほど多くの寺院が建立され、
行徳浦安三十三所観音札所巡りと呼ばれた霊場巡りができたほどでした。 大柏川はこのように流路が長いので流域周辺の見どころ多いです。大柏川調節池緑地やこざと公園など水鳥の舞う公園、日蓮宗初の尼寺として知られる
安楽寺や桜の霊場
妙正寺にくわえ鎌ヶ谷市内にも日蓮聖人ゆかりの寺院があります。流域には
梨の里大野大町地区の名所や桜の名所で知られる
真間川沿岸、そして行徳、浦安市とつらなります。大柏川流域周辺は、豊かな自然と地域の歴史と文化に触れることのできる素敵な散歩道です。
大柏川沿岸の観光名所 ご案内
鎌ヶ谷市・市川市・浦安市の文化と歴史を紡ぐ桜並木のつづく川。
野長や水鳥の観察のできる自然豊かな水辺の緑地公園。
白鳥や白鷺ほか多くの水鳥や野鳥が飛来する調整池に整備された自然豊かなオアシスのような公園 。桜のお花見の名所でもあります。
梨の里大町・大野地域は平将門公と日蓮聖人ゆかりの里でもあります。歴史・自然・名産品を楽しめる散歩道です。
七経塚伝説で知られる桜の霊場として知られる寺院。市川七福神の寿老人と福禄寿をお祀りしています。
常盤井姫による創建伝説と、奉免という地名の由来を伝える、日蓮宗最初の尼寺。
松戸、鎌ヶ谷に源を発し、市川で海に注ぐ真間川。古くは浄天堀・内匠堀と呼ばれて浦安につながっていました。今は、桜の名所。桜の季節は毎年多くの人で賑わいます。
大江戸小網町3丁目行徳河岸を起点に行徳街道・寺町通り・権現道・成田道の旧成田街道沿いでは歴史を感じ、新浜野鳥の楽園で自然を感じられる散歩道。