大黒山常福寺|少年時代の日蓮聖人像が迎えてくれる素敵な寺院
大黒山常福寺は新中川に程近い江戸川区上一色にある日蓮宗の寺院。山号の大黒山は日蓮聖人の筆と伝えられる大黒天画像に由来します。境内に安置された可愛らしい少年時代の日蓮聖人像が訪れる人を優しく迎えてくれる、住宅街の中の素敵なお寺です。
常福寺
常福寺
日蓮宗に属し、大黒山常福寺と称します。もとは中山法華経寺の末でした。
創建は寛永3年(1626)、覚樹院日了大徳が大黒天画像を安置し、民衆の福祉増進のため伝導教化に努めたのが始まりです。
この大黒天画像は、宗祖日蓮聖人が文永元年(1264)に信者である船頭の佐介に書き与えた親筆といわれています。
本尊には大曼荼羅(一塔両尊四士)をまつり、祖師像、木造十一面観音坐像、十羅刹女像、三十番神像等を祀っています。
当寺は、安政2年(1855)の大地震、翌3年の暴風で被害を受け、永らく仮堂のままでしたが、昭和5年に第26世泰善院日譲上人が本堂を再建し、その後境内が整備されました。
■千箇寺詣供養塔 明和5年(1768)
■三千二百三十二箇寺詣供養塔 文化元年(1804)
身延山をはじめ全国の日蓮法華宗寺院を巡拝した記念の供養塔です。
平成15年3月
江戸川区教育委員会
大黒山常福寺門前案内板より
引用・抜粋ならび参考文献
大黒山常福寺門前案内板
新編武蔵風土記稿
大黒山常福寺の最寄り駅と住所
JR総武線「小岩駅」より徒歩12分
東京都江戸川区上一色3−21−12
日蓮聖人像のある寺院
日蓮宗大本山法華経寺の門前の大きな日蓮聖人像が迎えてくれます。
茅葺屋根の山門の先、本堂の左前で日蓮聖人が迎えてくれます。
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大黒山常福寺
少年時代の日蓮聖人像が迎えてくれる江戸川区上一色の寺院。
閑静な住宅街の中に建つ大きな日蓮聖人像のある寺院。
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