江久山感応寺|太田正次作梵鐘のある鎌倉時代創建の歴史ある古刹
江久山感応寺は鎌倉時代初期に建立された江戸川区一之江に建つ日蓮宗の古刹。江戸川区指定有形文化財「感応寺の梵鐘」は、雷門のある浅草寺やまねき猫で知られる豪徳寺の梵鐘つくった太田正次作です。
下総国中山法華経寺の末寺で、日進上人作祖師像を安置していると新編武蔵風土記稿に記されています。境内は整然と整備され、季節の花々をそっと楽しませてくれます。
感応寺
感応寺
感応寺は日蓮宗で、江久山と号し蓮光院とも呼ばれています。元久2年(1205)に空念が開山したときは真言宗でしたが、正応元年(1288)に法論の末、三位日進上人により日蓮宗に改められました。かつては塔頭蓮明坊、是林坊、の二院があって、中本寺として重きをなしています。本尊に壹塔両尊四菩薩四天の木造を安置しています。
■感応寺梵鐘
昭和57年(1982)2月登録
区指定有形文化財・工芸品
元禄11年(1698)の鋳造で、名工藤原正次の作です。近郷の名鐘といわれ、戦時中も供出をまぬがれました。江戸時代元禄期のものとして優秀な作品です。
■賢性院日是大徳筆子塚
平成元年(1989)2月登録
区登録有形文化財・歴史資料
感応寺の塔中にあった是林坊んいおいて筆子を指導したとつたえられています。墓石の側面に
「筆子中」とあり、その反対側に、
「夢の世や、二十余年を月の露」
の句が刻まれています。
平成14年12月
江戸川区教育委員会
江久山感応寺門前案内板より
引用・抜粋ならび参考文献
江久山感応寺門前案内板
江久山感応寺ホームページ
新編武蔵風土記稿
江戸川区ホームページ
台東区ホームページ
世田谷区ホームページ
江久山感応寺の最寄り駅と住所
都営新宿線「一之江駅」より徒歩7分
東京都江戸川区一之江7−23−11
日蓮聖人像のある寺院
日蓮宗大本山法華経寺の門前の大きな日蓮聖人像が迎えてくれます。
茅葺屋根の山門の先、本堂の左前で日蓮聖人が迎えてくれます。
皮膚の病に霊験ある「しなび地蔵」で知られる 浦安の古刹。
二之江と呼ばれた江戸川区江戸川にある四季折々の花々の咲く古刹。
江久山感応寺
江戸川区指定有形文化財の梵鐘のある、鎌倉時代創建の古刹。
旧江戸川中州に祀られていた妙見さまをお祀りする古刹。
江戸川区指定保存樹の黒松と文化財のある美しい寺院。
少年時代の日蓮聖人像が迎えてくれる江戸川区上一色の寺院。
閑静な住宅街の中に建つ大きな日蓮聖人像のある寺院。
千葉寺の妙見菩薩と同木で作られた妙見菩薩をお祀りしている古刹。
日蓮聖人の直弟子で曽谷一族の日宝上人建立の古刹。
大檀越太田乗明と日高上人ゆか り日胤上人創建の650年の古刹。
七経塚伝説の残る桜の霊場 として知られる古刹。