本高山城立寺は一之江新田を開拓した田島図書が建立した美しい寺院
本高山城立寺は江戸時代に一之江地域を開拓した田島図書が建てた、地域の成り立ちを知ることのできる、松の緑のよく似合う美しい寺院です。田島家が代々暮らした
一之江名主屋敷とあわせて見学することで一層深く地域の歴史を知ることができます。また、城立寺の鬼子母神堂にお祀りされている鬼子母神像は伝教大師作とされています。
本高山城立寺
城立寺
日蓮宗で本高山と号し、千葉県松戸市平賀にある本土寺の末寺です。この地の開拓者田島図書が開基となりました。寛永5年(1628)のことでした。境内には鬼子母神像を祀るお堂があります。
田島図書の墓(江戸川区登録史跡)
田島図書は、一之江新田の開拓者で
一之江名主屋敷の田島家の先祖です。田島家に伝わる口伝によると、図書はもと豊臣方の家臣で堀田図書盛重と名乗っていましたが、関が原合戦後逃れて西一之江村大杉の田島庄兵衛方に寄寓、田島図書英丈と名をかえて開拓を進め、この地の草分けとなりました。図書は当寺の開基として「正善院日慶」と号し、寛永20年(1663)12月25日に没しました。墓は墓地中央、釈迦如来坐像の後ろにあり、笠付きのもので、「妙法正善院日慶」の法名が刻まれています。
寛文3年大工三衛門の作で、台座を含め3メートル余りある一石丸彫りの石仏です。台座の銘文によると、田島家の八郎兵衛尉重信が祖先の菩提と衆生の利益のために建立、寄進したとあります。彫りもよく表情ゆたかな仏像です。
昭和63年3月
江戸川区教育委員会
本高山城立寺門前案内板より
引用、抜粋並びに参考
本高山城立寺門前案内板
本高山城立寺鬼子母神堂前案内板
江戸川区ホームページ
ウィッキペデイァ
本高山城立寺の最寄り駅と住所
- 都営新宿線「瑞江駅」より13分
- 東京都江戸川区春江町2-39-28
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本山城立寺
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