明光山龍光寺|葛西大師まいりの霊場として親しまれている名刹
龍光寺は江戸川区北葛西に建つ真言宗豊山派の寺院。江戸時代に書かれた新編武蔵国風土記稿という地誌には、「下小岩村(現東小岩)
善養寺末明光山と号す。本尊不動を安ず。」とあります。東を走る通りに面して開く門からは、白い石畳の参道がのび、その奥に白い大きな石灯籠が建ち、後ろに威風堂々とした本堂が建ち、そして参道の左手に地蔵菩薩像がならんでいるのが見えます。
お寺の名前に光の字が二つあるからでしょうか、すごく明るい雰囲気に映ります。また、龍光寺は江戸時代から地域の人々によって続けれれている
葛西大師まいりの霊場の一つです。
明光山龍光寺
龍光寺
真言宗豊山派で、明光山と号します。開山は賢誉上人で寛文元年(1661)に遷化しました。本尊は、木造不動明王立像です。
明治維新まで、隣接の稲荷神社の別当寺でした。現在の本堂は昭和47年に建築されたものです。
葛西大師まいり(区登録無形民俗文化財)
大師まいりは、弘法大師を祀る霊場を巡拝するものです。
江戸川区でも、江戸時代から、さかんにおこなってきました。信者の組織する大師は現在は四つの組に分けられて、大師の御入定にちなみ5月21日に、それぞれの地区の霊場を巡拝します。
龍光寺には、旧船堀村、旧宇喜田村、旧桑川村、旧小島地区の講員が巡拝しています。
現在も葛西大師まいり(宇喜田・小島・船堀)の霊場の一つです。
平成2年3月
江戸川区教育委員会
明光山龍光寺門脇案内板より
引用、抜粋並びに参考
明光山龍光寺門脇案内板
江戸川区ホームページ
新編武蔵国風土記稿
明光山龍光寺の最寄り駅と住所
- 東京メトロ東西線「西葛西駅」より徒歩15分
- 東京都江戸川区北葛西4−22−9
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明光山龍光寺
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