中山法華経寺界隈の散歩道
中山は
中山法華経寺の門前町です。佐倉街道(現千葉街道・国道14号線)と木下街道の交差し、江戸湾(東京湾)からの輸送に便利な地域だったのでしょうか、昔から多くの人々が行き来したようです。そのようなことからでしょうか、市川市には日本武尊、平将門、源頼朝、宮本武蔵、水戸黄門、松尾芭蕉をはじめとする多くの人が往来した言い伝えがあります。中山には中山法華経寺があり。中山法華経寺から南東300メートル程の国道14号線沿いには二子浦跡の史跡があり、日蓮宗開祖、日蓮聖人が此の地から船で鎌倉と行き来していたと伝えられています。陸の道と海の道の交差点からほど近い地でもあった中山。往時は栄えていたのかもしれません。日蓮聖人ゆかりの史跡やお話しはもちろんたくさんあります。そしてまた、室町時代(中世)の小栗判官伝説も鬼越の神明寺にあります。少し北に行けば、宮本武蔵と伊織が出会ったという伝説の地「法典が原」にある藤原観音堂や赤穂浪士にまつわる言い伝えもある唱行寺など、調べると驚きがたくさんあります。
そんな中山法華経寺界隈、四季折々彩豊かな花々や木々の緑豊かな街並み、紅梅の美しい梅の里里奥之院、前田家から送られた白梅が美しい遠壽院など中山法華経寺の塔頭をはじめ、市川市で活躍した20世紀を代表する日本画家
東山魁夷の記念館、小栗判官伝説のある神明寺、縄文時代の竪穴式住居跡が日本で初めて完全な形で発見された国指定史跡姥山貝塚など、見どころがたくさんあります。中山周辺の観光名所は、JR総武線「下総中山駅」、京成電鉄「中山駅」「東中山駅」「鬼越駅」から徒歩で散策のできる素敵な散歩道です。
中山法華経寺界隈の観光名所 ご案内
中山法華経寺の参道や周辺にはたくさんの寺院があります。これらの寺院は奥之院や遠寿院をはじめ、中山四院家と呼ばれ、法華経寺の歴史を共に伝え、中山の街の文化を彩る素敵な寺院です。
市川市東山魁夷記念館は、20世紀の日本を代表する国民的日本画家、東山魁夷画伯がの作品をはじめ、身の回りの品やさまざまな資料を通じ、その生涯と芸術をご紹介する記念館です。
奥之院は日蓮聖人がはじめて説法をした地とされています。また、法華経寺第一世貫主、日常聖人が法華寺を建立した地でもあります。ひっそり咲く紅梅が魅力。
日蓮宗祈檮相傳荒行道場として有名な正中山遠壽院。徳川将軍家、前田家、道灌ゆかりの太田家など古くから人々の厚い信仰と信頼を集める、中山の歴史と伝統を伝える寺院。
剣豪宮本武蔵の隠れ家、吉川英治著「宮本武蔵」で武蔵と伊織が出会った場所として紹介されているお堂。
市指定文化財「日蓮坐像」と、忠臣蔵「松の廊下」に登場する梶川与惣兵衛ゆかりの歴史あるお寺。
縄文時代中期から後期の馬蹄形貝塚。竪穴住居跡が日本で初めて完全な形で発掘された国指定史跡。
七経塚伝説で知られる桜の霊場として知られる寺院。市川七福神の寿老人と福禄寿をお祀りしています。
常盤井姫に創建と、奉免の地名の由来を伝える、日蓮宗最初の尼寺。
中山法華経寺参道にある静かな庭園。市川市役所の出張所もあります。
戦国里見氏の少年武将広次にまつわる言伝えのある神社。
戦国里見氏に仕えた武将正木時総にまつわる言伝えのある古社。
保存木に囲まれた歴史ある神明社と小栗判官ゆかりの銀杏とお不動様で知られる鬼越山神明寺。
日蓮宗開祖日蓮聖人と中山法華経寺初代管主日常聖人ゆかりの小さな八幡宮。
日蓮聖人ゆかりの寺院と地域の自然を保存した藤棚のある小さな池。
葛飾の小さな丘の上に建つ、永井荷風も訪れた桜の花咲く鎮守様。
永井荷風に紹介された、葛飾湧水群を偲ばせる住宅街に残る井戸。
満開の桜と国指定重要文化財の共演が美しい、鎌倉時代から続く古刹。
市川を縦横に流れる真間川は、桜の名所としても有名です。お花見の時期にはたくさんの人で賑わいます。
JR本八幡駅からシャトルバスも出ている商業施設。博物館や図書館あり、一日中楽しめます。
桜のお花見の名所として知られる中山法華経寺。国指定の重要文化財が複数ある博物館のような古刹。
船橋市と市川市にまたがる大きな施設。その周辺にはたくさんの素敵な名所があります。