入日神社は日本武尊の上陸地で意富比神社旧地と伝えられている神社
入日神社は、第十二代景行天皇の皇子日本武尊の上陸地と伝えられ、意富比神社(船橋大神宮)が元々置かれていた地として、江戸名所図会と葛飾誌略で紹介されている神社です。JRや京成線、国道の交差する住宅街の真中に建つ御社ですが、昔は海岸線はずっと近くにあったそうです。また、国道14号線がJRを越える陸橋の途中から本殿につながる下り階段の左手に桜の木があり、春には小さな境内を彩ります。入日神社は地域の歴史と地理を今に伝える素敵な御社です。
入日神社
入日神社の由来
当町鎮守「式内本宮入日神社」は皇統第十二代景行天皇の皇子日本武尊が東夷御征討の砌り伊勢湾方面より海路を利用し先ず上総の国に上陸、次いで軍団は上総の国を出帆せられ下総の国に入るに及んでこの地に上陸された。上陸地点は現在地に当ると伝へられている。その後村人によつて日本武尊の上陸を記念し且つその御偉徳を偲び併せて郷土守護、五穀豊穣、豊漁の神として社を建立し崇拝して来たのが即ち入日神社である。祭神は天照大神と日本武尊を祀り古くから船橋大神宮意富比神社と言ひ伝えられている。
入日神社内石板上案内文より
出典・抜粋・引用および参考
入日神社内石板上案内文板
ちくま学芸文庫 新訂 江戸名所図会6
房総叢書 : 紀元二千六百年記念. 第6卷 葛飾誌略
入日神社の最寄り駅と住所
- 京成本線「海神駅」より徒歩6分
- JR総武線・東武野田線「船橋駅」より徒歩15分
- 千葉県船橋市海神3−7−8
入日神社周辺と元佐倉道(千葉街道)沿いの観光名所 ご案内
船橋市の歴史と文化を肌で感じることのできる見どころいっぱいの散歩道です。
徳川家康の宿泊所として建てられた船橋御殿跡に建てられた日本で一番小さな東照宮。
海老川千本桜と呼ばれる桜並木は、たくさんの人々で賑わいます。
入日神社
日本武尊の東征の際に上陸したと伝えられている地に建つ小さな御社。
ターミナル駅「西船橋」の喧騒に浮かぶ都会のオアシス空間 。
江戸時代に知られた観光名所葛飾神社と勝間田の池の跡地の公園。
日蓮聖人ゆかりの寺院と地域の自然を保存した藤棚のある小さな池。
春には満開の桜と国指定重要文化財の共演が美しい日蓮宗の古刹。
日蓮聖人ゆかりの霊跡や市川東山魁夷記念館など盛り沢山の散歩道。
戦国里見氏に仕えた武将正木時総にまつわる言伝えのある古社。
神明社と小栗判官ゆかりの銀杏とお不動様で知られる鬼越山神明寺。
市川を縦横に流れる真間川は、桜の名所としても有名です。お花見の時期にはたくさんの人で賑わいます。
JR本八幡駅からシャトルバスも出ている商業施設。博物館や図書館あり、一日中楽しめます。
葛飾八幡宮、八幡の藪知らず、脚本家水木洋子の家など黒松林の美しい住宅街の散歩道。
平安時代創建の八幡様。源頼朝、太田道灌など多くの関東武士や文学者に信仰された神社。
様々な伝説に彩られ、江戸の昔から知られた市川市の隠れた名所。
市川市の木「黒松」は、道端、荷風ゆかりの神社に林立しています。
東京を東から一望できる展望施設。富士山と東京スカイツリーを眺める最高のビュースポット。
万葉の里真間、真間の継ぎ橋や真間山弘法寺ほか近くには下総国分寺跡など、歴史と文学の散歩道。
東京と千葉の境を流れる江戸川。江戸時代は水運の大動脈でした。
江戸川区を北から南に流れる新中川は自然と歴史を楽しめる散歩道。
公孫樹、黒松、欅の巨木の林立する住宅街の中に建つ鎮守の森。
小松菜と八代将軍吉宗公、太田道灌ゆかりの江戸川区の名所
中川・荒川沿岸の散歩道
江戸川区と江東区の間を流れる大河沿岸の名所のご案内
只今製作中です。
そこはもう桜の園!江戸川区屈指の森のようなお花見の名所
江戸時代、房総への出発点としてたくさんの旅人が渡った渡し場の跡