薬王山東明寺|行基菩薩作薬師如来で知られる東中山の名刹
薬王山東明寺は、船橋市東中山に建つ戦国時代末期に開かれた浄土宗の寺院。千葉街道と呼ばれる国道14号線に面する石畳の参道から、秋には色とりどりの木々がそっと季節が覗いて見えます。本堂の左正面、参道の右脇に三重塔もあります。
行基菩薩作木版画の薬師如来の安置されていることでも知られています。江戸時代後期に書かれた葛飾誌略には「本尊薬師如来。霊験は著し。」とあります。薬王山東明寺は古くから地域の信仰を集める名刹です。
薬王山東明寺
東明寺の沿革
当山は室町時代の末期弘治3年(1557)誓誉上人によって創建された。
本尊阿弥陀如来を始め脇座円光大師(法然上人)並びに薬師如来の尊像を奉安している。特に薬師如来は近村にも珍しい古佛で行基菩薩の御作と伝えられ木版画、並びに「部田薬師如来」と刻した古碑あり部田とはその昔此処の小字であり寺下の水田(現在住宅地)を薬師下とも称した、尚薬師佛、十二神将院と号し霊験あらたかな佛として今日伝わっている。
東明寺参道脇案内板より
出典・抜粋・引用および参考
東明寺参道脇案内板
紀元二千六百年記念. 第6卷 地誌其一 葛飾誌略
薬王山東明寺の最寄り駅と住所
- 京成本線「東中山駅」より徒歩4分
- JR総武線「下総中山駅」より徒歩13分「西船橋駅」より徒歩10分
- 千葉県船橋市東中山1−1−8
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薬王山東明寺
行基菩薩作薬師如来で古くから知られる名刹。
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