日蓮宗大本山 正中山法華経寺(中山法華経寺)境内のご案内
中山法華経寺と呼ばれ古くから親しまれている寺院
日蓮宗大本山正中山法華経寺は、鎌倉時代の高僧日蓮大聖人が最初に教えを説き、開いた零跡寺院です。
中山の地は日蓮聖人の法難の際の安らぎの地であり、説法の地でもあります。日蓮聖人御真刻の鬼子母神が安置されている法華経寺の鬼子母神堂は、江戸三大鬼子母神にも数えられ、信仰厚く、子育安産、病気平癒の祈祷、社運隆盛のための参詣の人も多く訪れます。
法華経寺は日蓮宗の祈祷根本道場で、大荒行堂では毎年11月1日から2月10日まで寒百日大荒行(世界三大荒行の一つと言われている)が行われることでも知られている。
中山三法類(親師法縁、達師法縁、堺法縁)の縁頭寺である。国宝である日蓮聖人の御真筆(立正安国論、観心本尊抄)や五重塔、法華堂、祖師堂、四足門等国指定重要文化財の建造物や、市指定文化財の本阿弥光悦筆の扁額など、境内には多くの文化財があります。また、法華経寺の境内には千葉県で一番大きな「中山大仏」もあります。
春秋の彼岸法、お千部、お会式、日蓮宗大荒行堂開設や聖教殿のお風入れ(11月3日)もある。
市川市中山の地にあることから、地元では中山法華経寺と呼ばれ古くから信仰を集め、親しまれています。正岡子規や高濱虚子は中山寺と呼び、永井荷風は中山法華経寺とよんでいたようです。
春、節分会、初詣、ひな祭り、桜のお花見、や骨董市などの日、法華経寺の広い境内は参拝客で賑わいます。
桜の名所 法華経寺のスライドショー動画