神明山自性院|勝海舟ゆかり行徳浦安三十三所観音札所第4番
神明山自性院は
幕末の英雄勝海舟ゆかりの古拙です。勝海舟の家で働いていた女性のお墓が自性院にあり、勝海舟はその死を悼んで自筆の句碑を建てたそうです。特に記録はありませんが、勝海舟自身もきっと江戸川を通ってこのお寺にも来たことでしょう。また、神明山自性院はその山号が表す通り門前の
神明(豊受)神社と、行徳街道を南に少し行った本行徳3丁目の八幡神社(南総里見八犬伝に描かれた八幡様?)の別当寺でもあった行徳の名刹です。また、神明山自性院は
行徳浦安三十三所観音札所の第4番札所でもあります。
神明山自性院
神明山自性院 由来・いわれ
真言宗豊山派、本尊は大日如来。
天正16年(1588年)、法仙法師により開基。
行徳の総鎮守であった神明(豊受)神社の別当寺であった。
神明山自性院 歳時・みどころ
勝海舟自筆の碑
「よき友の消えしと聞くぞ、我この方心いたむるひとつなりたり」
勝海舟邸に奉公に上がり、海舟に愛された娘が亡くなり、その死を悼んで自筆の歌をよんだものを碑に刻んでいる。
施餓鬼法要 8月27日
行徳浦安三十三ヵ所観音札所めぐり 第4番
神明山自性院門前案内板より
抜粋・引用および参考
神明山自性院案内板より
神明(豊受)神社境内内案内板
市川市ホームページ
神明山自性院の最寄り駅と住所
千葉県市川市本行徳1-10
東京メトロ東西線「妙典駅」より徒歩15分
神明山自性院近くの観光名所のご案内
緑に豊かな心安らぐ第7番札所。
十方山大徳寺
江戸名所図会に描かれた古刹。
行徳の歴史と伝統を伝える神社
神明山自性院
勝海舟ゆかりの第4番札所
江戸から房総の旅の起点。
頼朝伝説の残る笹屋うどん跡
素敵な山門のある第23番札所。
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